イタリア留学しようと思ったきっかけは何ですか?
大学卒業後、大学病院の医療事務の仕事について勤務していたのですが、仕事の忙しさに追われて、毎日が過ぎていき、このまま自分の人生が終わってしまうのでは?ということに、疑問を抱いて、何か、新しいことをやりたいと思い始めました。
元々、イタリア料理や、イタリア映画などが好きだった事と、大学でもデザインを専攻していたので、イタリアデザインや文化にもとても興味があったので、イタリア留学を考え始めました。
本当は、英語が割と話すことができたので、アメリカへの留学も考えましたが、イタリアのファッションデザインが、何よりも好きで、全くイタリア語はゼロからでも、デザインだから、何とかなると、思い切って留学を決定しました。
実際に通われた学校の感想は、いかがでしたでしょうか?
語学学校:ミケランジェロ istituto Michelangelo
学校の建物がとても歴史を感じさせる雰囲気で、まるで美術館の中で毎日勉強をしているようでした。クラスも少人数制で講師も、凄くフレンドリーで明るくて、クラスの雰囲気を盛り上げてくれていました。日本人も少なくて、欧米人が割と多く、スピーディーなイタリア語上達には、最高の環境だったと思います。
興味があった、イタリア料理コースも、マンマの料理を教わって、しかも、料金も良心的なので、外食に行く感じのプライスで、料理も学べて、本当にプラスアルファの勉強になりました。唯一困ったことは、ますます体重が増えてしまった事ですが。。
最初は、語学学校の一番初日には、初級クラスprincipianteに、クラス分けされて、そこから授業が始まりました。
レッスンは、会話と文法のクラスがあって、会話のクラスにおいては、日常使用する生活用品の名前や、挨拶の仕方などを学んでいきました。イタリア語を全く知らなかった私にとっては、とても有効な授業だったと思います。
文法の授業は、イタリア語がかなり、不規則変化が多く、なかなか全ての文法を覚えるのは、難しいと思いましたが、毎日宿題をこなして頑張りました。
勿論、失敗も有ったり、間違って発言してちょっと恥ずかしい思いをしたことも有りました。クラス内の年齢層もかなり私よりも若かったので、ジェネレーションギャップも感じましたが、途中からは、「恥ずかしいと思っているのは私だけだ」と開き直ってからは、クラスの友人もできてくるようになって、本当に良かったです。
専門学校:アッカデミア ダダ academia d’arte d’ADA
語学学校のすぐ裏にある校舎は、アートを目指す学生達が通う学校で、外国人が多く授業もイタリア語と英語と混ぜてのレッスンだったので、イタリア語がまだ初級だった時からも、デザインの授業を受けることができました。
講師は、元々、イタリアの有名なデザイナーロベルトカヴァッリ氏の元で、働いていたことのある優秀な女性のデザイナーさんで、とても厳しかったですが、しっかりとして授業内容で英語もとても上手で、憧れの存在となりました。
今回、イタリア留学して良かったこと、困った事はなんでしょうか?
良かったこと
たったの9か月という、私にとってはあっという間の短い留学でしたが、アクティブに活動したことで、かなり充実できたと思います。
イタリア語は殆ど初心者だったので、かなり最初は会話のクラスや、日常生活では、苦労もしましたが、そういった辛い時期を乗りこえる為に、毎日勉強や挑戦に取り組みました。
特に初めの1週間はホストファミリーや初めての海外生活に慣れなくて、緊張感が解けずに、つらいことも有りましたが、徐々にファミリーとのジェスチャーでの会話ができるようになって、段々とイタリアの町並みにも慣れてきてから、本当に楽しくなってきました。
留学中にお世話になったファミリーのお家は普段はイタリア人女性(ホスト)1人暮らしですが、他の留学生も一緒に受け入れしていたので、何か困ったことや分からないことがあっても、お互いに相談することができて、安心しました。
また、夜には息子さんも時々食事を食べに来たりしたので、夕食時間はとても賑やかなイタリアの家庭の食事の雰囲気になって、お料理もとても上手で(ちょっと量が多かったですが)とても楽しい思い出です。
また、デザイン学校は、ファッションデザインの他にも、絵画、彫刻、ジュエリーや、モザイクなどを同じ校舎内でやっていたので、他のアートにも凄く興味を持ちました。やはり、イタリアはアートの国であり、世界中から沢山の学生が学びに来ているのを見て、影響されました。
語学以外に学んだことが本当に多かったです!
9か月と言う短期間留学では、余りイタリア語も上達できませんでしたが、それ以上に学んだ事が沢山ありました。
何より自分らしさを忘れることなく、何でも前向きに挑戦していくことが、大切だと言う事を学びました。日本から永遠に出ずに、一生終わっていたならば、この貴重な体験や、精神的な成長も果たせずにいたと思います。
勿論、留学中には、不安点や疑問が沢山ありましたが、どんなことも、イタリア留学センター「イタリアーナ」のサポートチームが常に相談に乗ってくれて、本当に救われました。
特に留学の初期は、何でもがカルチャーショックや、習慣の違いなどで、誤解や、意識の違いがあって、イタリア在住のベテランサポーターの皆さまは、親身になってサポートしてくれたので、早くイタリア生活に慣れることができました。
本当に有難うございました。
困った事
イタリアの初日の入国審査でつまずきました。
私が今回留学した中で一番困ったのは、初日の入国審査でした。
審査官と話して、イギリス滞在の後にどこに行くのかと聞かれて、(イタリア留学前にイギリス観光をしてから行きました)「イギリスで観光してから、イタリアに留学予定です」と話したら、「日本への帰りの航空券は持っているか?」などかなりしつこく聞かれて、最終的には「移民局」の様な事務所に連れていかれて、3時間もかかってやっと通ることができました。
入国審査の時は、余り余計なことは話さない方が良かったのかもしれません。
イタリア留学センター「イタリアーナ」を利用していただいての感想は?
イタリア留学中、分からないことや、困った事が沢山ありましたが、どんなこともイタリア留学センターのサポートオフィスがあったので、本当に助けられました。
留学中には、日本で起こった地震のことなども、可能な限り連絡していただいて、私の帰国まで、全ての面において(特に精神的な面でも)支え定ただいて、本当に感謝しています。
学校、ホストファミリーも、留学サポートの全てが良い選択をできて、本当に良いイタリア留学ができたと思っています。
イタリア留学したことによって、イタリア人の様にポジティブな人間になれた気がします。これをこれからも日本にも活かしていきたいと思っています。
このお客様の体験談の学校は、こちらになります!
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イタリア語学学校
Istituto Michelangelo
イタリア専門学校
Accademia dell’arte d’ADA