イタリア現地情報: お金について
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イタリア現地情報
留学サイト 「イタリア現地生活情報」
1) お金について
イタリアでは、2001年からEU加盟国内での共通通貨EUROユーロが導入されて
今現在でもユーロ通貨が使われています。
日本から来伊されるときは、ある程度日本の銀行でユーロに両替してくるのがベターでしょう。
ユーロは、ユーロ圏内加盟国は殆ど共通で使用できるので、イタリアから、小旅行でフランスやスペインなどに行かれるときも使えるのが便利です。
(但し、現在、イギリス、ポーランド、スウェーデン、ハンガリー、など11か国がユーロを使用しておりません)
イタリア現地では、5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ札まで
割と何処でも使用することができます。
但し、100ユーロ以上を支払おうとすると、「そんなにお釣りが無い」と拒否されることがありますので、両替されるときは、50ユーロ以下でお願いするのがベターです。
2)クレジットカードについて
イタリア留学するとなると全財産を現金にて持ち込むことはできませんので、やはり、クレジットカードもしくは、デビット機能のついたキャッシュサービスのあるカードを2-3枚持ってくることをお勧めします。
イタリアの町は、殆どどこにでもATMがあり、VISA,MASTERだったら、キャッシング機能が使えるので、大変便利です。
しかし、気を付けなければいけないのが、日本であらかじめクレジットカード会社や、銀行の方に、「国際キャッシング機能」を申請しておかないと、海外での利用が制限されている場合があるので、イタリアに来たら、使えなかったというリスクを回避するために、出発前に必ず、確認しましょう!
勿論、銀行や、クレジットカード会社にて、一日利用限度額を設定しておく必要はあります。
特に、イタリアや、ヨーロッパにおいては、クレジットカード不正が大変多くなっているので、クローンされたり、偽造され無い様に、セキュリティー管理は、(例えば
キャッシング直後にメールでの通知など)しっかりとしているカードを選びましょう。
2-3枚クレジットカードや、キャッシュカードを持参した方がいいのは、もし、1枚が使えなくなったり、紛失してしまった場合は、別のカードを持っていた方が、安心だからです。
特に、イタリア国内(大都市である、ローマやミラノなど)は最近、盗難が更に増えていて、現金を狙うスリが駅や、市バス、地下鉄や、美術館などに、待ち構えています。
ですので、外出の際には、なるべく、大量の現金は持ち歩かないことをお勧めいたします。
但し、イタリアは、まだクレジットカードや、電子マネーの普及が遅れている国になりますので、お店やレストランでの清算は、「現金のみ」ですとか、「30ユーロ以上の清算の時だけ、クレジットカード清算可能」などの、ハードルがあります。
ですので、お水を買うときや、チョットしたサンドイッチ(パニーノ)を買うときなどは、
クレジットカードが利用できない場合が、有るので、気を付けましょう、
(ちなみに、まだタクシーでもクレジットカードが使えない車種が半分以上という、状況です!)
クレジットカードの種類は、イタリアで利用できるのは、
Visa,masterが断然使えます。
日本でよく使われている JCB, DINERS, AMERICAN EXPRESSは、一部の店舗でしか使えませんので、ご注意ください。
イタリアのATMでのキャッシュサービスは、一日に引き出せる限度額が(場所によって異なりますが、)250-500ユーロまでとなっておりますので、
大きな金額が必要な時は、予め、余裕をもって、引き出すようにしましょう。
2) トラベラーズチェックについて
イタリアでは、トラベラーズチェックは、殆ど利用不可能です。
ですので、イタリア留学の際には、トラベラーズチェックは、必要ありません。
知らないで、イタリアにて買い物しようとすると、「これは何だ?」と不審がられる事の方が多いので、気を付けるようにしましょう。
そのぐらい、イタリアでは、トラベラーズチェックと言う存在が知られていないと言う証です。
3) 両替所について
イタリア現地での両替所は
銀行
ホテル
両替所
免税店
という大きく分けて4つの場所で両替が可能です。
しかし、最もレートが悪いのは
銀行とホテルです。
ですので、イタリアで両替する際は、両替所または、免税店に行くようにお勧めいたします。
但し、両替所も色々なレートを提示していて、沢山並んでいるので、どこの両替所がお勧めなのか、一見分かりません。
注意したいのが、両替所は看板に書いてあるレートと実際にお金に換えられる金額とは、全く違うと言う事です。
何故かと言いますと、両替所の看板の下の方にとても小さな文字で「別途コンミッション」などと記入してあり、その手数料が10%から15%とかなり高額なレートなのです。
ですから、予め両替する際は、窓口で、「日本円で1万円はユーロでいくらになりますか?」= se cambio yen giapponese dieci milla yen,
Quanto posso avere in EURO?
と聞いてみましょう。
窓口の人は、手数料も換算して計算してくれますので
実際の手取りの金額が正確に分かります。
金額が大きいと時々値引きもしてくれる所もありますので、実際に試す価値はあります。
まとめますと>>>
1) 両替所の看板レートには騙され無い!
2) 必ず両替する前に、手取りの金額を聞く!
3) 両替した後は、スリに気を付ける!
これを守るようにしてくださいませ。
但し、今までの経験上、イタリア現地で両替するよりも、日本の空港(成田や羽田)の両替所(銀行)での方がレートが良く、お札もとても新品をもらえて、安心感があるので、お勧めです。
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